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今年3月、古巣であるマリナーズに戻ったイチロー選手。
2日のアスレチックス戦が、今季最後の試合となりました。
引用元:フルカウント
ここのところ、地元シアトルでもイチロー選手の処遇について話題になっていましたが、ここで一応の結論が出ました。
その結果についてまとめてみたいと思います。
イチローは会長付特別補佐に
3日、球団からイチロー選手が会長付特別補佐に就任することが発表されました。
ベンチ入りの25人から外れることで今季の残り試合には出場しないことも判明。
イチロー選手の役割について球団は
「メジャーリーグのスタッフ、ハイパフォーマンススタッフ、フロントオフィスに協力する。経験に基づき、外野、走塁、打撃を助け、選手とスタッフの助言者」
「単純に言えば、試合に出ないこと以外はこれまでやってきたことと同じことをする。試合前にはユニフォームを着て、打撃練習も守備練習もする。しかし、メジャーリーグの規定でダグアウトに座ることはできない。」
プレーをしないプレーイングコーチと表現しました。
ジェリー・ディポトGMは
「イチローは引退ではない。彼の現役選手としてのドアは閉じていない。
今年はプレーすることはないが、来年以降プレーする可能性はある。来年の日本開幕戦でのプレーの可能性もある」
「彼は我々のクラブハウスでダライ・ラマのような存在。みんなが教えを乞いに来る。チームの勝利のためには彼が必要だ」
と話しました。
チーム内でのイチロー選手の存在感、これまでの経験に基づくアドバイスが今後の勝利に不可欠であるとの判断なのでしょう。
異例の生涯契約
メジャーリーグではどんな優秀な成績を残した選手でも、いずれは契約解除になるところです。
そんな中イチロー選手は異例の生涯契約となりました。
これについて、ヤンキースで一緒にプレーをした田中将大選手は
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「フロントに入られ、生涯契約とも聞きました。そういうものを結んでもらえるのがどれだけ凄く偉大なことなのか。それだけの功績として残してこられたからこそだと僕は思うので、凄いなと思います」
と現地でプレーをしているからこその驚きを話していました。
イチローファンの声
この発表を受けてファンの声は
「野球にたくさんのものをもたらしてくれてありがとう。今まで最も優れた野球選手の1人」
「引退は悲しいけれども、マリナーズの選手として引退してくれるならうれしい」
「イチローのプレーを見るのはいつも楽しかった」
「イチローは引退しないと言っているのだから、なぜありがとうと言うんだ。少なくとも今シーズンプレーすることが見られないなんて残念だ。2019年にもう一度日本でプレーするのを見られることを願っている」
「私の記憶ではイチローはNO1の野球選手だ。イチローが試合に出場するのであれば、私は全力で応援する」
「断トツで一番好きな選手。ありがとうイチロー」
「ありがとうイチロー。イチローのキャリアは見ていて楽しかった」
「イチローがマリナーズに戻ってきたことがうれしい。51番は永久欠番にするべきだ」
「イチローの殿堂入りセレモニーへのカウントダウンを始めよう」
「マリナーズに戻ってきて、もう一度マリナーズのユニホームを着てくれてありがとう。マリナーズに長くいてくれることを願ってる。2019年に日本でプレーすることになっても応援する。一生イチローのファンでいる」
などなど多くの声があがっています。
まとめ
異例のポジション、異例の契約となったイチロー選手ですが、会見では今後野球の研究者として自分の体を研究材料にしていくなどとも話していました。
今季は出場がないとしても、練習は今まで同様に行っていかれるでしょうから、いつでも戦線復帰できる状態にフィジカルもメンタルも整えて行くことと思います。
GMの言葉にもあるように来年プレーの可能性もあるわけです。
特に来年3月20日の日本での開幕戦、メジャーの規定では海外での開幕戦ではベンチ入り25人に特別に3人加えることができるそうです。
開幕戦のベンチ入りは28人ということになりますから、イチロー選手の日本でのプレーはかなり可能性が高いのではないでしょうか。
メジャーでの殿堂入りも確実なイチロー選手、残念なのは生涯契約になったことで日本球界への復帰がなくなってしまったことです。
最低50歳現役を目標とするイチロー選手の来季以降の動きに注目したいと思います。
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