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今年、北海道日本ハムファイターズから二刀流を引っさげて、メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに入団した大谷翔平。
彼がメジャーリーグで二刀流を爆発させました。
この快挙を振り返ってみたいと思います。
シーズン前の評判
二刀流でアメリカに渡った大谷選手、シーズン前のキャンプ中かなり辛口の評価を受けてました。
米スポーツ専門サイト「ブリーチャーズリポート」では注目選手の現状をA~Fで判定する“中間査定”特集があり、そこで大谷選手は最低ランクのF判定でした。
そのサイトでは「実際は二刀流をこなす能力に疑問の声が沸いている」と厳しい評価。 打席で低迷していると「マウンドで圧倒的な姿を見せられれば、それも許されるのだが、それもできていない」とバッサリ。
「大谷が失敗作というには時期尚早」とは言いながら、「第一印象が今よりもっとよかった可能性はある」とかなりの辛口評価でした。
しかし、大谷選手はシーズン開幕までにしっかりと調整して仕上げてきました。
メジャー初勝利
大谷選手の投手としてのメジャー初勝利は現地時間4月1日オークランドで行われたアスレチックス戦でした。
この日メジャー初先発した大谷選手は、2回にスライダーを左中間に運ばれる3ランを打たれたが、以降は無安打に抑え、6回3安打3失点で初登板初勝利を挙げました。
引用元:BIGLOBEニュース
この結果にそれまで辛口評価をしていた米メディアが一斉に手のひら返しの高評価、前評判を覆した結果にスカっとしましたね。
8番DH第1打席の快挙
一方打者の方では、本拠地開幕戦となるインディアンス戦に8番DHで先発出場。
一回の第1打席で右中間席にメジャー初ホームランとなる3ランを放ちました。
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ベンチに戻るとチームメイトからは無視されるメジャー式の儀式、サイレントトリートメントの洗礼を受け、戸惑っていましたが、すぐにチームメイトにもみくちゃにされていました。
引用元:デイリースポーツonline
しかもこの日は、第2打席第4打席と安打を決め、結果は4打数3安打3打点の猛打賞。
大谷選手はこの初ホームランについて
「最高でした。チームメイトからはナイスバッティングとかよくやったと言われましたが、ソーシア監督だけは冷静に『風のおかげだよ』と言っていました。1本目のホームランを本拠地で打てて、勝ちにつながったので、すごくうれしかったです」
と笑顔で話していました。
個人的にはソーシア監督の大谷選手にかけた一言がツンデレっぽくてツボでした。
育ての親栗山監督は
北海道日本ハムファイターズで5年間、大谷選手を育てた栗山監督は打者デビュー後初勝利を収めたことについて
「世界一の選手になると信じて送り出した。二つでスタートできたことはすごく良かった」
と話し、初ホームランの後には
「良かったね~。だから、打つ方は心配ないって言ったじゃん」
と笑顔を見せていました。
高校卒業後メジャーに行くという大谷選手を「二刀流育成プラン」で説得し、5年間育て上げた栗山監督にはこの活躍は非常に嬉しいものだと想像できますね。
まとめ
開幕までは酷評を受けていた大谷選手ですが、1日初勝利3日初ホームランに猛打賞とベーブ・ルース以来97年ぶりの快挙を挙げ、すべての酷評を覆しメジャーの歴史に名前を刻みました。
次は日本時間5日の試合でも先発DHで起用されるようです。
今後も大谷選手は二刀流で記録を作ってくれるものと思います。
メジャーリーグでの活躍から目が離せませんね。
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