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2018年10月1日よりタバコが増税されます。
増税額は1本につき1円。
1箱20本入りのタバコでは20円の増税となります。
これに伴ってフィリップモリスジャパンが、紙巻たばこ製品全86銘柄の値上げについて、財務省に認可申請を行いました。
今回の増税、値上げについてまとめてみました。
たばこ増税は今年だけではない
昨年末の税制改正でたばこ税が8年ぶりに増税されることになりました。
今年18年の10月に1本あたり1円の増税ですが、今後の増税も決まっています。
今年以降は2020年10月、2021年10月にそれぞれ1円ずつ増税されることが決定されています。
最終的には1箱あたり60円の増税となり、それに伴ってたばこの値上がりが見込まれるわけです。
喫煙者にとってはなかなか厳しい状況です。
フィリップモリスの今回の値上げは?
フィリップモリスの今回の値上げ申請では、主要銘柄のマールボロ・ボックスは現行470円を520円へ、ラーク100ボックスは420円から470円へ、それぞれ50円の値上げとなります。
増税額以上の値上げですが、たばこ市場のさらなる縮小が予想されるため、増税分を上回る値上げを申請したとフィリップモリスジャパンは説明しています。
今後も増税は続くので、この調子で値上げをしていくとなると、最終的にはワンコインで買えるたばこはなくなりそうです。
アイコスなど加熱式たばこは?
紙巻たばこの増税が目立つなか、アイコスなどの加熱式たばこはどうなっているのでしょうか?
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現在、加熱式タバコの税率はメーカー3社ごとに税率が異なっています。
その税率は紙巻きたばこの1~8割程度と差があります。
そこで5年かけて税額を紙巻たばこに近づけることになっています。
最終的には、紙巻きたばこも加熱式たばこも高級品になってしまいそうです。
海外では高級品
日本では増税、値上がりといっても1000円を超えることはなさそうですが、海外では軽く超える高級品です。
オーストラリアはひと箱、日本円に換算すると約2200円、ニュージーランドも約2千円。
アイルランド島でも約1800円、マルタ約1700円、ノルウェー約1500円となっています。
オーストラリアやニュージーランドでは2020年には3000円を超えることになっています。
世界的に見ても、たばこはますます高くなりそうです。
まとめ
- 2018年10月たばこは1本あたり1円の増税。
- 2021年10月までに1箱あたり60円増税される。
- フィリップモリスは全銘柄86種類を値上げ申請。
現在、喫煙場所も制限され肩身が狭い喫煙者に、増税値上げと追い打ちがかけられることになります。
節煙に努めることになるのか、いっそ禁煙してしまうのか、悩ましいところですね。
それにしても、喫煙者が減ればたばこ税収自体も減りそうなものですが…
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